法学部を選んだ理由

学部別在学生インタビュー(大学案内2025)

2024/05/07

立教を選ぶ理由

OVERVIEW

法学部に所属する在学生にそれぞれの学科を選んだ理由などを聞きました。

法学部法学科4年次 畑井 理沙さん(宮城県 仙台第一高等学校)

■学科の魅力
ひとくちに法律といっても、憲法、民法、刑法の基礎科目に加え、商法、労働法、医事法などさまざまな分野があるため、自分が深く学びたいテーマが必ず見つかります。SNSが発達した昨今、以前より身近になった法律も多いと感じます。何か困りごとが起こった時や、万一事故や事件に巻き込まれた時などに、法律の知識があるのとないのとでは、問題解決の難易度が違うはずです。そのような意味でも、実用的な法律を学べる法学科への進学は、人生においてプラスになると考えます。

■おすすめの科目
「労働法」の授業では、労働者の権利や雇用主の義務について学びます。多くの学生が卒業後は労働者として働くであろうと思うので、内容を詳しく知っておいて損はありません。労働災害など、アルバイトでも関係のあるテーマにも触れるため、学んでおくべき分野です。また、特許法と著作権法について学ぶ「知的財産法」の授業や、株式会社の仕組みを知る「商法」の授業も印象的です。企業法務に携わりたい人はぜひ履修してください。

■学科での学びをとおして得たもの
日々流れてくるニュースを法学的な視点から考察し、その内容を深く議論できるようになりました。オランダにおける安楽死や、日本の性犯罪のニュースなど、ある事象が今後どのように変遷していくのかを予想したり、海外と日本を比較しながら検討したりと、自分の意見を論理的に組み立てて伝える力が身についたと感じます。また、4年間で多くの知識を得たことで物事を多角的に捉えられるようにもなりました。1つの問題に対して、民法と刑法のどちらからもアプローチしたり、他に解決方法はないか考えたりする広い視野が得られました。

法学部国際ビジネス法学科4年次 三好 晏未さん(千葉県 国分高等学校)

■学科の魅力
ビジネスや専門分野の研究において、第一線で活躍してきた先生方の講義を受講できる点が魅力です。2年次には、民間企業でライセンス契約などの法務業務に携わってこられた先生のゼミに参加し、ビジネス上で生じ得る法的課題について研究しました。先生の実務経験に基づくお話しを伺うことができたり、実際に企業の方にヒアリングを行ったりと、「生きた教材」に触れることが可能です。ビジネスと法律のかかわりをリアルに体感し、深い理解につながりました。

■研究テーマ
人に教えることで大学の学びを「自分ごと」に落とし込みたいと考え、「法教育実践」というテーマで、中高生に民法を教える出張授業を行うゼミに所属しています。難しい条文や法律用語をわかりやすく伝えるためには、生徒の目線に立った言葉選びや情報の取捨選択が不可欠です。授業を作る過程やゼミ仲間からフィードバックをもらう中で、知識を自分の言葉でアウトプットする力を養いました。また、中高生たちのさまざまなリアクションからも多くの学びを得られました。

■将来の目標
法律に関する学びに触れ、対立する利益を調整し解決に導く法的思考力と、それを他者に説明する論証力を養うことができました。こうしたスキルや、ゼミで得た「相手の目線に立って情報?言葉を選ぶ」力を生かし、人を触発し笑顔にする働きかけができる存在になりたいです。相手の価値観や感情に寄り添い理解しようとする姿勢と、人の心を動かす対人影響力に磨きをかけながら、広く社会に貢献していきたいと思います。

法学部政治学科4年次 髙村 優太さん(神奈川県 戸塚高等学校)

■学科を選んだ理由
小学生の頃から、時にドラマチックな展開を見せる歴史を、小説や漫画を読むように楽しんでいました。大学受験が迫り、当初は史学科へ入学しようと考えていたのですが、歴史そのものを勉強するより、歴史を踏まえて現在の世の中の状況や、それが今後どうなっていくのかを考察したいと思うように。そこで、これまでの歴史を評価しつつ現代の政治や政治理論を学べる本学の政治学科を選択しました。

■おすすめの科目
本学科では、幅広い分野を学ぶことができるため、日々新しい視点が得られます。1年次春学期に履修した「基礎文献講読」は、1冊の本を読み込み、感じた疑問点などをクラス全体で議論する授業です。自分だけでは気づけなかった観点に触れることで理解が深まる上、法学部での学びの基礎ともいえる情報収集力や論理的に思考し伝える力も身につきます。「ヨーロッパ政治論」では、複雑なヨーロッパの政治について、歴史的背景や現在の政党勢力などを網羅的に学びました。北欧と日本の政治?社会の違いなど、普段から疑問に思っていた点について知ることができ、大変興味深かったです。

■卒業後の進路
将来は日本のエンターテインメントに携わりたいと考えています。もともと歴史や政治に関心をもったのも、幼少期から大好きだったフィクションやエンタメの世界の影響です。その思いは、大きな制限を受けたコロナ禍を経験してさらに強くなりました。卒業後は玩具業界に就職し、本学で身につけた論理的な思考力やコミュニケーション能力、情報収集力を生かして、世の中のニーズに寄り添う提案ができる人物になりたいです。

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